以前は群馬県のソフトウェア会社に勤めていました。転職の一番の理由はスキルアップのため。汎用性の低い技術を使用するプロジェクトにいたため、技術力が先細りする不安がありました。そこで、当時流行っていたJava、オープン系の開発を希望して転職支援会社に相談。転職支援会社から数百社がリストアップされてきました。その中で当社に興味を持った理由は、資格取得支援が充実していたから。資格取得支援といっても、ベンダー資格取得は費用負担しないといった条件をつけたり、一時金しか支給されなかったりといった会社が多いのに対し、当社は取得支援も毎月の手当も他に類を見ないほど充実していました。会社が群馬から電車一本で通える池袋だったことも魅力でした。ちなみに、入社後は5つほどの資格を取得し、その手当だけでもなかなかの額になっています。

大手SIerのクラウドサービス開発を担当しています。お客様も力を入れているサービスで、当社は重要な部分の開発を任せて頂いています。このシステムは、構築し始めの頃から、当社でもトップクラスのエンジニアが基盤づくりを手がけ、最新のサービスをいち早く世に送り出すことを最優先に仕上げました。サービスインの半年後、私たちのチームがプロジェクトを引き継ぎ、機能向上を中心とした業務を担当。システム全体をチェックして、さらなるサービスの改善を重ねていきました。その後、そのクラウドサービスの売上は右肩上がりで、シェアも徐々に拡大しています。クラウドサービスは進捗が速く次々と新機能を実現する必要があります。お客様から信頼をいただき、当社からの提案も多く盛り込むことができているため、自社商品と同じくらい愛着を持っています。

現在は、同じお客様の新しいクラウドサービスの設計に携わっています。常にお客様と会話し、当社からの提案も数えきれないほど採用していただけるような環境でずっと仕事をしているため、顧客目線で仕事ができるようになりましたね。顧客目線とは、お客様のニーズを把握して、利益を生み出す行動ができるということ。そして今では、お客様の期待以上、お客様を感動させるシステムの実現を目標にするようになっています。「仕事の対価はお金ではなく、次の仕事だ」とよく言われますが、お客様を感動させることができれば、必ずリピートを頂けます。リーダーになってからは特に、一回だけのプロジェクトに終わらないよう、感動を求めて仕事をするようになりました。