SEとは、「技術を用いた問題解決」のプロフェッショナルです。
ここでは、SEの仕事や必要とされる能力を、なるべく分かりやすくご紹介します。

SEというと、「1日中パソコンに向かってプログラムを作っている」というイメージがあるかもしれません。
しかしプログラムを作る作業は、システム開発全体の一部にすぎません。そこで、システム開発の流れを大まかにご紹介します。

●システム開発の流れ

1. 要件定義
どういうシステムを構築するかお客様と話し合い、要件をまとめていきます。
2. システム設計
システムを実現するため、技術的なことを盛り込み設計をしていきます。
3. プログラム作成
設計書をもとに、Javaなどの言語を用いてプログラムを一行一行書いていきます。
4. 動作検証
作成したプログラムに不具合がないか、動作検証を行います。
5. システム運用支援
システムがオープンした後も、安定して稼働するよう支援を行います。

お客様の要望をどのように実現していくか、いかにお客様に喜んでいただけるシステムを構築するか、ということがSEの仕事の重要なポイントとなります。

システムを作り上げるには、そのバックグラウンドとなる技術の習得は欠かせません。技術が身についていなければ、設計をすることも、プログラムを作成することもできないからです。当社の技術者は、日々勉強を積み重ね、技術力を身につけています。 また、SEは意外と人と接することの多い職業です。システムを作るには、お客様との打ち合わせは欠かせません。どんなシステムをつくるのかという要件を聞き出し、分析し、まとめ上げていくためです。この要件分析はとても重要なフェーズで、要件を曖昧にしたり、取り違えたりしたまま先に進めてしまうと、後で取り返しのつかないことになってしまいます。つまり 『コミュニケーション能力』 『分析力』も重要になってきます。その後、プログラム作成のフェーズに入ると、暫くはパソコンに向かってひたすらプログラムを書く作業になります。ここではコツコツ頑張る 『真面目さ』 が必要になります。そして、将来はリーダとしてプロジェクトを任される機会も出てくるので、チームをまとめてプロジェクトを完遂する『マネージメント能力』といった、トータルな力が要求されるようになります。